日本生命、契約社員の待遇を大幅改善。65歳雇用やフレックスタイム制も
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生命保険
女性が働く雇用形態は正社員以外の契約社員やパートが多くなっています。
契約社員やパートで働く人は、いつ雇用契約が切られるか心配な人も多いと思います。
不景気になった際に、企業は人員削減を先ずは契約社員やパートで考えますよね。
しかし、今や契約社員やパート社員の仕事内容は正社員と遜色ないものになっているのではないでしょうか。
企業にとって、優秀な人材は大切な財産だと思います。
日本生命で、1年毎に更新する契約社員のうち、フルタイムで働く勤続2年以上の契約社員1,000人強を無期雇用に切り替え、希望すれば65歳まで働けるようにする方針が固められました。また、フレックスタイム制も導入するようです。
無期雇用になれば、安心して働くことができますし、意欲も持てると思います。
また、フレックスタイム制の導入は、育児や親の介護を担う女性にとっては、とても有難い制度だと思います。
働きたくても欠勤や遅刻・早退ばかり使うわけにはいかず、仕事を諦める人も今まではいたのではないでしょうか。
女性が安心して生き生きと働ける環境が整うことはとても喜ばしいことであり、雇用する側にとっても優秀な人材確保ができます。
2018年を待たずに、前倒しで無期雇用への転換を導入する会社が増えてくるのではないでしょうか。
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日生、契約社員を65歳まで雇用 1000人強待遇改善
フレックスタイム制も導入
(以下、日経新聞より一部抜粋)
日本生命保険は9日、フルタイムで働く契約社員1千人強を無期雇用に切り替え、希望すれば65歳まで働けるようにする方針を固めた。育児や親の介護のために出退勤の時間をずらせるフレックスタイム制も導入し、仕事と家庭の両立を後押しする。安心して働き続けられる環境を整え、優秀な人材をつなぎ留める。
勤続2年以上の社員を対象に2016年4月から導入する。現在は1年ごとに契約を更新する有期雇用の形態だが、60歳定年の無期雇用契約に切り替える。再雇用制度を使えば、65歳まで働けるようになる。本人の能力次第で事務職への登用も可能な仕組みにする。
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