ぜんち共済という、障がい者に寄り添う新しい保険会社の登場
ニッチな分野の保険を扱う、新興の保険会社
ぜんち共済株式会社は、知的障害者の豊かな生活と日々の安心のために設立された「全国知的障害者共済会」が前身の少額短期保険業者です。
少額短期保険は、保険金額が少額で、保険期間が1年(一部2年)と短いことが特徴です(但し、会社破綻に備え、契約者を保護する機関「契約者保護機構」がありません。)
最近では、ニッチな商品が受けて、加入者が増加しています。
ペット保険などが人気を集めており、耳にしたり、検討されたりした人も多いのではないでしょうか。
大手社保険では入れなかった人が加入できるケースも多い
一般的に生命保険加入時には、告知や診査が必要なものがほとんどですよね。告知内容や診査結果によっては、生命保険加入が断られることや条件付き契約になることもあります。
少額短期保険の中には、大手の生命保険業者の健康に関する加入条件よりも緩和している商品もあります。消費者にとっては、諦めていた保険に加入できる機会が増えたことは喜ばしいことだと思います。
さて、ぜんち共済株式会社の扱う「ぜんちのあんしん保険」の保有契約件数が40,000件に達したと公表されました。
「ぜんちのあんしん保険」は、知的障害者や発達障害者に提供されている保険で、「医療保障」「個人賠償責任補償」「死亡保障」「権利擁護費用補償」を備えた商品です。
知的障害者や発達障害者は、健常者に比べて危険やトラブルに遭遇することが多いのではないでしょうか。この保険の保有契約件数の伸びは、それだけこの保険のニーズの高さを示していると思います。
危険やトラブルを回避できることが一番良いのですが、注意を払っていても遭遇してしまうこともありますよね。そんな時に保険に加入していることで、経済的にも気持ち的にも救われることもあるのではないでしょうか。
本当に必要な人、必要な物に保険を加入検討できる環境が、少額短期保険によって少しずつ出来てきているように感じます。
(以下はぜんち共済のプレスリリースです)
「ぜんちのあんしん保険」保有契約数40,000件突破!
~知的障がい、発達障がいのある方のために生まれた保険~
ぜんち共済株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:榎本重秋)が提供する「ぜんちのあんしん保険」が、平成27年12月末時点で保有契約数40,000件に達しましたことをお知らせします。
当社は、平成12年7月、知的障がい者の豊かな生活と日々の安心のために設立された「全国知的障害者共済会」を前身とし、平成16年の保険業法の改正に伴い設立、平成20年2月、知的障がいや発達障がいがある方に医療保険等を提供する少額短期保険業者として関東財務局の登録を受けました。以来、「ぜんちのあんしん保険」を提供してまいりました。
病気やケガで入院した場合の「医療保障」、他人にケガをさせたり他人の物を壊したりしたときのための「個人賠償責任補償」、万一のときの「死亡保障」に加えて、トラブルなどに巻き込まれたときの弁護士費用を補償する 「権利擁護費用補償」を備えた商品です。
当社はこれからも社是である「ともに助け、ともに生きる」の精神に根ざし、一人でも多くの障がいのある方の「安心した生活」の実現に向けて成長を続けていけるよう、魅力的な商品の提供とサービスの向上に努めてまいります。
【ぜんち共済株式会社 会社概要】
社名 :ぜんち共済株式会社 http://www.z-kyosai.com/
所在地 :東京都千代田区岩本町3-5-8
資本金 :94,600千円
代表者 :代表取締役社長 榎本 重秋
事業内容:少額短期保険業(関東財務局長(少額短期保険)第14号)
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