SOMPOひまわり生命が糖尿病患者向けの医療保険「ブルー」を販売。その特長を解説。

SOMPOひまわり生命から糖尿病患者向けの医療保険が販売されるというニュースがありました。

糖尿病患者向けの保険は他の保険会社からも販売されていますが、保険商品が増える事は選択肢が広がり、より自分に合ったものを選べるという事です。

今回販売される保険はどのようなものか、詳しく見ていきましょう。

SOMPOひまわり生命糖尿病患者向け保険はどんな内容？

新しい医療保険の名前は「ブルー」といいます。
この保険の特徴は、糖尿病などの慢性疾患管理アプリ「シンクヘルス」の利用にあります。

シンクヘルスは台湾企業のH2が開発したもので、血糖値や食事、運動、血圧、体重、薬剤などを日々管理するアプリです。
データを入力するとアドバイスなどが自動で送信され、治療の継続、生活改善で重症化を防ぐ効果が期待できます。

また、これらを活用して数値の改善など一定の条件を満たすと保険会社から還付金をもらえたり、通常の医療保険へ移行することが可能という独特な特長があります。

ネット専用の医療保険で、簡単な5つの告知項目に答えるだけで加入出来ます。
糖尿病の方の医療保険ブルー（SOMPOひまわり生命）

医療保険の名前

ブルー

販売開始日

2019年12月24日から

契約の形

主契約：糖尿病患者向一時金給付医療保険
特則：特定生活習慣病追加給付特則

どんなときに保険金をもらえる？

入院や手術の際に一時金が支払われます。
糖尿病の悪化や合併症による入院・手術はもちろん、糖尿病以外の病気にも対応しています。
心疾患または脳血管疾患による入院・手術の場合はプラスで一時金が出ます。

プランの種類

・7万円プラン
・5万円プラン
・3万円プラン
の３種類があります

保険料例

60歳男性ですと
3万円プラン：2,070円
5万円プラン：3,450円
7万円プラン：4,830円
※3万円プランは60歳～69歳の方のみ申込み可

加入年齢

40～69歳

加入方法

インターネット専用の医療保険なので、ネットで加入します。
5つの告知項目ですべて「いいえ」ならば加入できます。

アプリ

糖尿病などの慢性疾患管理アプリ「シンクヘルス」で重症化を予防

通常の医療保険への移行

5年間の保険期間満了後、所定の条件を満たせば通常の医療保険に移行ができる。

糖尿病があっても保険を諦めないで！

ここ数年で持病がある人向けの保険が続々と販売されています。
例えば糖尿病患者向けの保険でいうとエクセルエイド保険会社も専門的に扱っていますね。
エクセルエイドの「糖尿病保険」

実は、私の父親は糖尿病の合併症が原因で10年以上前に他界しています。当時は持病があると保険への加入が難しく、若い頃に発症した父は医療保険に加入していませんでした。
お金と健康の問題は本人だけでなく、家族にとっても大きな問題になることも痛感しました。

糖尿病と言っても原因は様々です。
遺伝的要素、生活習慣、中にはウィルス性の感染症が原因という方もいますが、病気になりたくてなる人はいません。

気持ちの落ち込みなどがある中で将来の事を考えるのは大変かもしれません。しかし、そこにさらにお金の問題が出てくると本当に大変なんです。

ニュースにもありましたが、糖尿病患者は約300万人、予備軍は1,000万人と言われています。
もし今持病がある人は、持病があるから諦めるのではなく、前向きに「ここからどうするか？」を考え、将来に備える選択肢の1つとして保険を検討してもらいたいと思います。

以下はニュース記事からの抜粋です。

SOMPOひまわり生命、アプリ連携の糖尿病患者向け保険

SOMPOひまわり生命保険は、スマートフォンのアプリと連携した糖尿病患者向けの医療保険「ブルー」を24日に発売する。19日に発表した。
アプリで治療の継続を支援して重症化を予防することで、糖尿病患者への医療保険の提供が可能になった。

新商品の開発に向けてSOMPOひまわり生命保険は、糖尿病などの慢性疾患管理アプリ「シンクヘルス」を手掛ける台湾のH2と業務提携した。

SOMPOひまわり生命保険のブルーの加入者は、シンクヘルスを利用して血糖値や食事、運動、血圧、体重、薬剤などを日々管理する。

保険期間は5年間。
それぞれの1年間で糖尿病の指標となる「HbA1c（ヘモグロビンエーワンシー）」の値が7.5%未満になったことがあれば、1年ごとに1カ月分の保険料相当額を「HbA1c管理支援還付金」として加入者に給付する。
さらに、5年間の保険期間が満了する直前の1年間に測定結果が7.5%未満になったことがあれば、健康な人向けの通常の医療保険に加入できるようになる。