家計・生活の知恵袋
最新のお知らせ

スマートフォンでも閲覧できるようになりました!

第一生命保険、代理店向け展開を狙いDIY生命を傘下に

公開日: : 最終更新日:2017/03/11 生命保険

第一生命保険、代理店向け展開を狙いDIY生命を傘下に

生命保険会社も生き残りが厳しい時代になったと思います。
大手生保は保険外交員を大量に抱え、その営業力に頼り続けてきましたが、時代と共に消費者は他のチャネルからの加入に移行してきています。
特に若い世代は、生命保険自体の加入率も伸びない傾向にありますね。
若い世代にとっては、保険料を少しでも安く加入したいという希望が特に強いと思います。
今は、ネットで色々な生命保険の比較もできるため、保険に加入したいと考えた時には先ず自分で調べる人が多くなっているように思います。

また、自分の好きな時に立ち寄れて、気軽に相談できる保険ショップも若い世代にとっては保険外交員よりも人気のようですね。実際、土日にショッピングモール等にある保険ショップでは、保険の相談している姿をよく見かけます。
保険ショップは、FP等の専門家が無料相談を掲げており、何社かの保険会社を扱っていることが多いため、イメージも良いのでしょう。

これまで第一生命では直に雇う保険外交員が中心でしたが、代理店営業に力を入れて人件費のコスト削減に加えて少しでも新しい契約者を獲得するための手段を講じてきたと言えると思います。

第一生命保険が損保ジャパン子会社の損保ジャパン・ディー・アイ・ワイ生命保険(DIY生命)を買収し、代理店向けの割安な生命保険販売に参入することが12日分かった。
約50億円を投じて9月末までに買収し、平成27年10月以降に保険販売を始める。低価格な商品でシェアを伸ばす外資系や損保系に対抗する。

DIY生命は損保ジャパンが9割、第一生命が1割出資。インターネットやコールセンターを通じて保険を販売し、営業職員を多数抱えない分、大手生保より安価な商品をそろえる。

まずは保障内容を簡素にして保険料を割安にした医療保険を発売する。
第一生命本体と別ブランドにすることで、保障内容が手厚い本体の主力商品とすみ分ける。

第一生命は子会社の第一フロンティア生命で代理店向けの年金保険など貯蓄性商品を販売。一方で医療保険など保障性商品の代理店販売は約80ある自前の店舗だけの取り扱いだったが、顧客ニーズの拡大を背景に保険ショップを通じた割安商品の販売に本腰を入れる。
(産経新聞)

PC用

関連記事

no image

保険会社が提供する無駄なサービスはなくすべき! ~専門家として懸念している事~

メットライフ生命では、医療保険やガン保険の女性加入者向けの新サービスとして、女性社員による女性応援プ

記事を読む

解禁の不妊治療保険、不妊症の判断に課題は山積み

金融庁は、少子高齢化対策の一環として高額な不妊治療の費用を賄う保険商品を今春にも解禁する方針を固めま

記事を読む

ライフネット生命は本当に生保業界の革命者になれるのか

ライフネット生命保険の業績が芳しくない。 新規契約の毎月獲得数が下落しており、中期計画の目標と

記事を読む

no image

第一生命保険が部分保障変更制度を導入。保険見直しをやりやすく。

生命保険はライフサイクルに合わせて保険の見直しをしていくことが大切です。 子供が独り立ちするまでは遺

記事を読む

生命保険契約を家族にも伝えておくことの大切さ

生命保険の加入率が高い日本ですが、実際に保険金を受け取る事由が発生した際に速やかに請求手続きが取れて

記事を読む

PC用

妊婦さんが妊娠中に加入できる保険のまとめ

妊婦さん向け医療保険 各社の特徴 【相談】 妊娠中でも加入できる医

火災保険が10%値上げ!長期契約は最大で5年までに改悪。

損害保険料率算出機構は、火災保険料の算定基準である参考純率を平均で10

自転車保険
2021年は自転車保険の加入率が増加。自転車事故には保険で備えよう。

au損保が3年連続となる自転車保険の加入率を全国で調査しました。

no image
交通事故削減に自動車保険で貢献。各地の危険情報をドライブレコーダーが警告。

香川県などは、1月下旬から交通事故防止のため新たな取り組みを導入すると

○十万円節約できる!火災保険を安くする5つの見直しポイント!

火災保険は長ければ、数十年にわたって加入する可能性のある保険です。

→もっと見る

【確定拠出年金の攻略マニュアル】 始め方から利益を出す鉄則まで
【確定拠出年金の攻略マニュアル】 始め方から利益を出す鉄則まで

確定拠出年金(401k)の法律の改正が成立したことを受けて、確定拠出年金に大きな注目が集まっています。

お仕事ママ必読!産休・育休中にもらえる3つのお金とは

産休・育休制度が使えることは知っていても、長期に渡って休むとなると、気になるのはやはりお金のことではないでしょうか。

火災保険を安く出来る5つの見直しポイント!
○十万円節約!火災保険を安く出来る5つの見直しポイント!

火災保険は長ければ、数十年にわたって加入する可能性のある保険です。 見直しの結果が年間保険料にして数千円であったとしても、