かんぽ生命保険が学資保険を新発売。消費者のメリットは?
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生命保険
根強い人気の学資保険。比較して選ぶべし。
最近行われたネット上のアンケートによれば、未就学児を持つ親の7割以上が将来の子どもの教育資金について不安があると答えたそうです。
一人の子を社会人にするまでに教育についてかかる費用は、大学まで全て公立に行った場合で約1千万と言われます。子供の将来を考えるとき、資金不足で我が子の選択肢を狭まらせるようなことはしたくないというのが親心でしょうね。
学資保険のメリット
そのような教育資金に備えるのが学資保険です。
学資保険は通常、貯蓄型の保険ですが、
(1)貯蓄と異なり、契約者(親)に万一のことがあった場合でも、以降の保険料支払いが免除されるため、教育資金が確保できる
(2)満期保険金が受け取れるので掛け捨てではない
(3)生命保険控除が受けられる
などのメリットがあります。
返戻率を事前に確認して損か得かを予測
学資保険は、支払った保険料に対しどれだけ満期時に保険金が受け取れるかを示す返戻率を見比べて有利なものを選択することが必要です。
この4月にはかんぽ生命も新しく貯蓄型の学資保険の発売に乗り出します。加入する側としては各社の内容をじっくり比較検討してうまく活用したいものですね。
出産前の加入可能に かんぽ新学資保険、2014年4月発売へ
かんぽ生命保険の新しい学資保険が4月発売の見通しとなった。
出産前でも加入できるようにし、契約者の家計状況に合わせて保険料(掛け金)の払い込みや保険金の受取時期の選択肢を広げる。死亡保障を引き下げる代わりに、実質的な利回りを高めた「貯蓄型」とするのも特徴だ。かんぽ生命の親会社の日本郵政は2015年春の株式上場を目指している。投資家に株式を買ってもらうため、新商品の投入で成長戦略を示す必要があった。
学資保険は満期時に返ってくるお金が増えやすい貯蓄型が人気を集めており、保障型しか扱っていないかんぽ生命は苦戦が続いていた。01年度に約68万件だった同社の学資保険の新規契約件数は、11年度に約22万件まで減少している。
新学資保険は掛け金を引き下げて実質的な利回りを高める。どんな時期に加入しても大学の入学金支払いなどに満期が間に合うよう、新たに17歳満期も設ける。契約者の事情に合わせ、お金の払い込みや受取時期の選択肢を増やす。大学1~4年の間に毎年保険金が受け取れたり、教育費が増える中学校入学前に保険料の払い込みを終えたりできるようにする。
同じ日本郵政傘下のゆうちょ銀行も融資業務への新規参入を申請しているが、こちらは認可のメドが立っていない。
(日経新聞)
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