アメリカで話題の結婚式保険、日本では流行る!?
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医療保険
さすがアメリカ。日本でも少し似た保険がある。
日本では結婚式を行う業者が不測の事態に備えるための損害保険はありますが残念ながら個人向けの結婚式保険はありませんが、似たような保険で平成18年度からスタートした少額短期保険という仕組みがあり、この少額短期保険の一つに婚礼出席者傷害保険というものがあります。
結婚式中の”粗相”を補償してくれる
結婚式に出席した人が飲み過ぎなどで転んでケガをした時に保険金が支払われるというものです。
ある保険会社の例です。
保険料は100円×人数。
保険期間は結婚式当日1日間限り。保険金は死亡保障300万円、入院保険金日額12,000円、通院保険金日額6,000円。
出席者が100人いても100円×100人=1万円ですから入っても良いかもしれませんね。
日本でもアメリカ並みに結婚式保険がうまれるかですが、需要があれば実現するかもしれません。でも「いざとなったら挙式をキャンセルしても大丈夫」というのは日本人のメンタリティーには合わないような気もしますね。
天候や心変わりも保障。海外ではメジャーな「結婚式保険」とは?
日本ではあまり普及していませんが、アメリカやイギリス、スイスなどでは結婚式自体に保険をかける人が少なくありません。
一体どんな保険なのでしょうか?
実はこれ、海外では結構メジャーなんです。アメリカでは、数社が「結婚式保険」を設定。実際の適用額自体は公表されていないものの、利用者の数は徐々に増加しているそうです。
式場の破たんや、軍の配備によってキャンセルを余儀なくされる場合(日本では考えにくいですが)、カップルの心変わりによるキャンセルを保障する会社もあるのだとか。アメリカ、ニューオーリンズのある女性は、昨年10月に行われた総額500万円の娘の結婚式のために、約5万円の保険をかけました。なぜならこの地域、「竜巻」の被害が深刻なのです。
当日、天候には恵まれましたが、予約したはずの迎えのリムジンが現れないというアクシデントが。保険は結局、代わりのタクシー代に適用されました。
この女性は「結果的にはお金は無駄になったけれど、来年のもう一人の娘の結婚式でも利用したい」と話しています。アメリカのほか、イギリスやスイスでも、結婚式保険が利用されているそう。費用は国や式にかかる費用、保障内容によって異なりますが、1万円弱~数万円といったところのようです。
「一生に一度の結婚式が流れるかも」なんて、縁起が悪くて考えたくないもの。でも、数か月前から準備を始める結婚式、万が一に備えるのも賢い選択といえるかもしれません。
あなたは、あったら便利だと思いますか?
(マイナビウーマン)
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