住宅ローン借り換え前にチェックするべき2つのポイント
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最終更新日:2017/03/11
住宅・住宅ローン
現在、住宅ローンの金利は低金利状態が続いており、しっかりとした返済計画と安定した収入があれば住宅ローンの借り換え効果が認められる世帯は多いと思います。
しかしながら、住宅ローン借り換え前にチェックし対策を取るべきポイントを怠った場合、住宅ローンの借り換えそのものが受けられないことも十分考えられます。
そこで今回は、住宅ローン借り換え前にチェックするべきポイントを2つ紹介していきます。
チェックポイントその1 借り換え前に収入と支出の内容を再確認する
住宅ローン借り換え以前の問題なのですが、そもそも収入が支出より上回っていなければ余裕を持った住宅ローン返済を行うことはできません。
ここでいう収入とは可処分所得とも呼ばれ、いわゆる「手取金額」を指しますが、毎月の収支が黒字で少ないお金でも残せる家計状態をキープしていることが最重要ポイントになります。
チェックポイントその2 借入金の「本数」をチェックする
住宅ローンの借り換えを実行してもらうためには、金融機関に住宅ローンが滞りなく返済できると思われる「信用」を持ってもらう必要があります。
その際、住宅ローンを「除いた」借入金の状況を金融機関は確認するのですが、借入金の本数が多い場合、住宅ローンの借り換えが厳しくなります。
例えば、自動車ローン150万円、教育ローン100万円、教育ローン200万円という借入があった場合、住宅ローンを除いた借入になりますので「3本」になります。消費者金融1社から借入があれば「4本」といったイメージです。
ちなみに借入本数「4本」になるとかなり借り換えが厳しくなると考えられ、「5本以上」ではまずもって借り換えが難しいと考えるべきでしょう。
住宅ローンの借り換え前に整理できる借入金がある場合には、まとめて返済するなどの対策も必要になってきます。
※上記はあくまでも目安であり、金融機関や保証会社をはじめ、収入や金融事故歴などによって取り扱いが異なりますので注意してください。
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