レンタルした車いすや介護ベットも補償する火災保険が登場します
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火災保険
高齢になると若い世代とは違い、生活に補助具を使用する人も少なくありません。
車椅子や介護ベッドは身体の状態によって、性能が違うものに借り換えできたり、購入するには金額が高いということでレンタルを利用している人も多いと思います。介護認定を受けている場合は、月々のレンタル料は安く済むので助かりますよね。
今回、MS&ADホールディングス傘下の損害保険会社が、車椅子や介護ベッドを壊してしまった場合に、レンタル品や高齢者向け家具付き賃貸マンションの家財を対象に含めた補償する特約を販売します。
レンタル品や賃貸マンションの家財を含めるのは、今の時代にとても合っていると思います。
ニーズもあるのではないでしょうか。
高齢者になると、物事の判断や理解力が段々と衰えてきます。
保険の加入状況や継続状況は、家族が把握しておくことが大切だと思います。
それは同居、別居に関係なく必要なのではないでしょうか。
いざと言う時に、すぐに対応できますし、請求漏れを防ぐこともできると思います。
また、独り暮らしの高齢者に賃貸住宅を貸す大家向けの保険も、独り暮らしの高齢者は今後増加すると思いますので、検討する大家さんもいると思います。
高齢者になると民間住宅の賃貸が難しいという話も耳にします。
恐らく、入居者が亡くなった部屋の借り手がつきにくいので、そのリスクを避けるために大家さんも貸し渋るのではないでしょうか。
借り手がつくまでの間の家賃収入が補償されるのはとても助かると思います。
誰でも平等に年は取って行きます。
高齢者が生活しやすく、安心できる環境を作っていきたいですね。
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高齢者支援、火災保険拡充へ…MS&AD 大家向け補償も
(読売新聞より一部抜粋)
MS&ADホールディングス傘下の損害保険2社は10月から、高齢者の生活を支援する火災保険を拡充する。
車いすや介護ベッドなどを壊してしまった際、最高100万円まで補償する特約で、レンタル品や、高齢者向け家具付き賃貸マンションの家財を対象に含める。
従来は、契約者本人の持ち物に限定していた。特約を申し込んだ加入者には、年に1度、大型家具の移動か電球の交換を行うサービスもつく。保険料は年間2000円程度。
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