ぜんち共済が「知的・発達障害児向け傷害保険」を4月より発売
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昔は、知的・発達障害があると外出する人も少なかったように思いますが、現在は世間の目も変わり理解され受け入れられるようになり、外出する機会も増えていると思います。
しかし、知的・発達障害があると、健常者に比べてより危険が多いと思います。
危険が多いということは、より保険の必要性があるのではないでしょうか。
しかし、いざ保険に加入しようとすると、加入が難しいケースが多いのも事実です。
さて、知的・発達障害児に特化した傷害保険が4月から「ぜんち共済」から発売されました。
通常の傷害保険の内容に加え、賠償責任や弁護士費用の補償もあるのはとても良いことだと思います。
知的・発達障害がある場合、他人の目が気になりパニックに陥ったり、意思の疎通が思うようにできずにトラブルになることも考えられます。
パニックに陥って物を壊してしまった時の補償や施設での虐待や作業中の仕事先のトラブル等の時の弁護士費用にも対応している点は、親御さんも安心できるのではないでしょうか。
この保険の発売には、「ぜんち共済」が知的障害者の保護者等による互助組織「全国知的障害者共済会」が前身であることが大きいのではないでしょうか。
まさに「必要な人からの声によって必要な補償を作りだされた」と言っても過言ではないと思います。
保険料も年11,000円というのも、月に換算すれば920円弱と考えれば、経済的な負担もそれほど大きくは感じられないかもしれません。
しかし、あくまでも個人的な意見ではありますが、知的・発達障害児に関しては国が補償してもいいのではないかとも思います。
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知的・発達障害児向け傷害保険 賠償責任や弁護士費用を補償
特別支援教育を必要とする児童・生徒向けの傷害保険を、保険会社「ぜんち共
済」(東京都千代田区)が発売し、4月から保障がスタートした。知的・発達障
害のある子どもに特化した商品ができた背景には、通常の保険でカバーしていない部分に対するニーズの高まりがあるという。
■普通学級に通う子も加入可能
同社は、知的障害者の保護者らによる互助組織「全国知的障害者共済会」が前
身。今回、発売された同社の「こども傷害保険」は、知的・発達障害のある5~
18歳の子どもが対象で、医師の診断書が必要ないため、普通学級に通っていて
も加入できる。
障害のある子ども向けの保険は、これまでも特別支援学校に通う生徒を対象にしたものがあるが、小中学校の特別支援学級や通級指導を受ける子どもは対象外だった。また、通常の保険では、障害があると加入できなかったり、給付金が支払われなかったりするケースもあるという。
■ぜんち共済発売、年1万1000円
保険料は、年間1万1千円。同様に権利擁護費用を補償する同社の保険商品よ
りも安くなっている。榎本重秋社長は「親も障害があり経済的に厳しいという家
庭は多い。運営コストを下げつつ、ベストの対応をできるようにした」と話す。
申し込みや問い合わせは、ぜんち共済(0120・322・150)。
(朝日新聞より一部抜粋)
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