家計・生活の知恵袋
最新のお知らせ

スマートフォンでも閲覧できるようになりました!

最低限知っておきたい相続の基礎知識

公開日: : 相続・継承

人生を全うする上でいつかは自身にも関係する「相続」ですが、仮に相続税を納める必要がなくとも最低限知っておきたい相続の基礎知識が存在します。
極端な例えですが、この基礎知識を知らなかったことが原因で財産がすべて無くなってしまうこともあり得ます。

今回は、このようにならないためにも最低限知っておきたい相続の基礎知識をご紹介していきます。

相続人になる場合とは

まずは、自分が相続人になる場合の代表的なイメージを2つ紹介していきます。

1つ目は夫や妻など、いわゆる配偶者が亡くなった場合です。民法では「配偶者は常に相続人となる」決まりがあります。

2つ目は父母が亡くなった場合です。
例えば、父が亡くなった場合には配偶者である母は常に相続人になりますが、兄弟がいる場合には自身も含め兄弟も相続人になります。異なる相続のパターンももちろん存在しますが、たいていこの2つのパターンのどちらかが王道パターンと言えます。

「単純承認」という相続方法を知る

相続の方法には「単純承認」「限定承認」「相続放棄」といった方法がありますが、ここでは単純承認について解説していきます。

単純承認とは、プラスの財産もマイナスの財産もすべて相続(引き継ぐ)といった相続方法です。
プラスの財産がマイナスの財産よりも多ければ問題は生じませんが、逆にマイナスの財産がプラスの財産よりも多かった場合は、そのマイナス分を負担しなければなりません。結果として借金を肩代わりしなければならなくなる場合があり得ることになります。

単純承認を回避する方法

単純承認を回避するためには、プラスの財産を超えたマイナスの財産を引き継がない「限定承認」や、プラスの財産もマイナスの財産も一切引き継がない「相続放棄」といった方法を取る必要があります。

ただしこれらの方法を選択するためには、「相続の開始があったことを知った日(死亡日)から3ヶ月以内に家庭裁判所へ申述」しなければなりません。

この期間中に行わなかった場合は、単純承認といった扱いとなり、プラス・マイナスどちらの財産も無条件で引き継ぐことになりますので、場合によっては借金の肩代わりによって、今まで築き上げてきた資産がすべて無くなってしまう可能性も否めません。
この点だけは最低限知っておきたい相続の基礎知識と言えるでしょう。

 

PC用

関連記事

【節税対策】贈与税の特例をまとめてみました。

日本では、原則として1年間に110万円を超えた贈与を受けた場合、その贈与を受けた人が贈与税を国に納め

記事を読む

相続終活専門士ってどんな人たちなの?相続・終活を始めるなら知っておきたい専門家とは

ここ数年でエンディングノートや終活という言葉が広がり、人生の終わりを考えて行動するという方が多くなっ

記事を読む

確実にお金を遺す遺言方法「公正証書遺言」の活用例

遺言をする方法には ・自筆証書遺言 ・公正証書遺言 ・秘密証書遺言 といった3つの遺言方法があります

記事を読む

【相続・戸籍・登記】三位一体の関係をとことん解説

【相続】 【戸籍】 【登記】 どの言葉も一度は耳にしたことはあるけれど、具体的に理解している方

記事を読む

相続時精算課税制度を使って一度に多くの財産を贈与する方法

人から財産の贈与を受けたら、国に納めなければならない贈与税。 年間110万円以内の贈与であれば

記事を読む

PC用

自転車保険
2021年は自転車保険の加入率が増加。自転車事故には保険で備えよう。

au損保が3年連続となる自転車保険の加入率を全国で調査しました。

no image
交通事故削減に自動車保険で貢献。各地の危険情報をドライブレコーダーが警告。

香川県などは、1月下旬から交通事故防止のため新たな取り組みを導入すると

永久保存版!子育て世帯が知っておくべき2つの遺族年金と仕組み

多くの皆さんが「遺族年金」という言葉を一度は耳にしたことがあると思いま

自転車保険
千葉市が自転車保険加入義務化へ

千葉市が、2021年4月より自転車保険の加入を義務付ける方針を固めまし

no image
AIG損保、水害による環境汚染を補償する保険を日本で初めて販売開始。

(以下は同社のプレスリリースより) 洪水・高潮による環境汚染に起

→もっと見る

【確定拠出年金の攻略マニュアル】 始め方から利益を出す鉄則まで
【確定拠出年金の攻略マニュアル】 始め方から利益を出す鉄則まで

確定拠出年金(401k)の法律の改正が成立したことを受けて、確定拠出年金に大きな注目が集まっています。

お仕事ママ必読!産休・育休中にもらえる3つのお金とは

産休・育休制度が使えることは知っていても、長期に渡って休むとなると、気になるのはやはりお金のことではないでしょうか。

火災保険を安く出来る5つの見直しポイント!
○十万円節約!火災保険を安く出来る5つの見直しポイント!

火災保険は長ければ、数十年にわたって加入する可能性のある保険です。 見直しの結果が年間保険料にして数千円であったとしても、