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地震保険の3つの素朴な疑問に答えます

公開日: : 最終更新日:2017/03/11 地震保険, 生命保険や損害保険

火災保険とセットで加入することができる地震保険ですが、中には「周りがみんな地震保険に入っているし・・・」といったように、何となく加入されている方も多いのではないでしょうか?

そこで今回は地震保険の数ある素朴な疑問に対して3つをピックアップして回答していきたいと思います。

地震保険の素朴な疑問
その1 保険金はいくら支払われる?

地震保険の保険金は、損害を受けた「程度」によって支払われる保険金が決まっています。支払われる保険金が決まっていると聞くと、例えば100万円といった定まった金額の保険金が受け取れるイメージを持たれる方もおりますが、実際はそうではありません。

損害の程度は、
・全損(100%)
・半損(50%)
・一部損(5%)
と大きく3つにわけられ、これらに該当しない場合は保険金が支払われることはありません。

地震保険の契約によっても保険金額が異なりますが、支払われる保険金額に上記割合を乗じたものが受け取れる保険金になることになります。

地震保険の素朴な疑問 その2
津波で流されたお金は補償対象ですか?

地震保険で補償対象外の家財として、「現金」「株券などの有価証券」「自動車」「宝石」「書画」「骨董」などがあります。
この他にも補償対象外のものがあるのですが、ここでは特に気になると思われるものをピックアップして紹介しました。

地震保険の素朴な疑問 その3
地震でテレビやパソコンが壊れたのですが補償対象?

大きな地震が発生した時に、仮に建物に被害がなかったとしても、テレビやパソコンなどの家財が地震の影響によって壊れてしまうことも考えられます。この場合に、地震保険からこれらの補償対象となるか気になると思いますが、残念ながら「ほぼ」補償対象外です。

専門的な表現になってしまうのですが、損害を受けた家財の「10%」以上とならなければ補償の対象となりません。
テレビやパソコンといった個々に損害を考慮するのではなく、全体的な損害を考慮した結果、10%以上といった考え方になりますので、テレビやパソコンが単体で壊れたことによる地震保険の補償はまずもって受けられないと考えられます。

以上、地震保険のよくある質問として3つを取り上げました。

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