1日単位の自動車保険には車両損害補償もつけておくべき
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自動車保険
若年者の自動車離れが深刻な問題となっている自動車メーカーや損害保険会社にとっては1日単位の自動車保険が業績を上昇させるきっかけになる可能性は否めません。実際に1日単位の自動車保険の申込は増加傾向が続いており、ドライバーのニーズをピンポイントに満たしていると考えられます。
1日単位の自動車保険に加入する人は一般的に、自己の自動車を所有していない可能性が極めて高い事が考えられます。筆者が特に1日単位の自動車保険で懸念する事は他人の自動車を借りて事故を起こしてしまった場合です。1日単位の自動車保険は1日あたり500円程度からと手軽な部分は加入しやすいメリットである反面、車両保険としての補償は付いていない事になります。
車両保険は簡単に説明すると自分の車(この場合は借りた自動車)の修理費用を補償する保険の事を言います。この補償が無い状態で事故を起こして借りた自動車を損壊させてしまった場合、自己が修理費用を負担しなければなりません。あらかじめ補償内容をしっかりと理解し確認しなければ後で大きなトラブルの基になってしまう事は言うまでもありません。
このようなトラブルを回避するためにも自動車の損壊に備える車両補償は支払保険料を上乗せしてでも加入しておくべきポイントであると筆者は考えます。自動車を貸した側も借りた側もぎくしゃくした状況になるのは避けられないからこそ、万が一の補償はしっかりと備えておかなくてはなりません。小金をけちって大事なものを失わない様に心がける必要があるのではないかと思います。
(以下は日経新聞から一部抜粋です)
1日単位の自動車保険増える 親や友人から借りる場合に
親から自動車を借りてたまに運転したり、遠出した先で友人から一時的に運転を任されたりすることがある。借りた車で事故を起こすリスクに備え、最短で1日から契約できる自動車保険が増えている。
10月には、MS&ADグループの三井住友海上火災保険とあいおいニッセイ同和損害保険がそれぞれ「1DAY保険」、「ワンデーサポーター」という名で同様の商品を発売した。東京海上日動火災保険が2012年に発売した「ちょいのり保険」は申込件数が前年同月比で増加が続いており、15年9月末に累計で195万件程度に達した。
契約できない車種もあるが、保険料は一般に年齢や車種を問わず1日あたり50
0円程度からだ。車の損壊に備える車両補償などの特約を付けると1000円程度上乗
せとなる。
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