保険会社が提供する無駄なサービスはなくすべき! ~専門家として懸念している事~
メットライフ生命では、医療保険やガン保険の女性加入者向けの新サービスとして、女性社員による女性応援プロジェクトを開始しました。
このサービスは、一流ホテル・レストランとコラボレーションした「美と健康」をテーマにした特別ディナーの紹介や、女性ファッション誌とタイアップした高感度な情報など、日常生活におけるココロとカラダを磨いていくためのメニューを提供するといったものです。
はっきりと申し上げて、メイン商品である生命保険と全く関係のないサービスです。
昨今、損害保険会社でも保険契約者に対して本来の保険サービスとは全く異なる付加サービスを提供する保険会社が相次ぎ、保険を売らない独立系ファイナンシャルプランナーという立場から申し上げると「いかがなものか」と懸念しているところです。
生命保険、損害保険はお客様の保障及び補償を目的としているものでありますから、小売業やサービス業のようにメインと異なるサービスを提供するのは自粛するべきだと考えています。生命保険、損害保険は金融商品として販売されるため、お客様が損をしてしまう場合がある形のない商品です。
だからこそ、本来の保険商品の質とは全く異なるサービスを提供して契約に結び付けようとする考えには真っ向から反対したいのです。現実にはそのような保険会社が増加の一途を辿っております。
専門家としてはっきりと訴えたい。今こそ原点回帰するべきです。保険商品の質を高め、中身で勝負するべきではないでしょうか?
(以下、新日本保険新聞より一部抜粋)
メットライフ生命、女性加入者向けのサービスを開始
メットライフ生命では、6月30日から、医療保険やガン保険の女性加入者向けの新サービスとして、女性社員による女性応援プロジェクトLucy’s企画「MetLife Club BeGinビジン」をスタートした。
同社が特別に用意したオリジナルサービスで、例えば一流ホテル・レストランとコラボレーションした「美と健康」をテーマにした特別ディナーの紹介や、女性ファッション誌とタイアップした高感度な情報など、日常生活におけるココロとカラダを磨いていくためのメニューを提供する。
PC用
関連記事
-
自動車保険はどこから入るのが得か
自動車保険はどこから入る? 自動車保険加入の方法は大きく二つに分かれます。 「代理店型」 と
-
保険委託社員の直接雇用は顧客のためになるのでしょうか
金融庁が3月末までに再委託販売の解消を求めていることから、今回、委託型販売をしていた主要代理店が販売
-
生保への「責任開始に関する特約」の導入が拡大しています
生命保険の責任開始は通常、申込書の受領・告知(もしくは診査)・第一回保険料の払い込みの3つが揃って初
-
自動車保険、安全運転で安くなるテレマティクス保険が続々登場
昨今、自動車の走行距離や運転状況などで支払保険料が変化するタイプの自動車保険が損害保険各社より続々と
-
チューリッヒ保険の自動車保険、プロに聞いた評価・評判をまとめてみた
プロの目から見たチューリッヒ保険の自動車保険 このページでは、チューリッヒ保険の自動車保険につ