世界にある不思議でユニークな保険。実は日本でも。
保険依存国「日本」。国民全体の約8割が生命保険に加入している正に世界でも屈指の保険依存国ですが、海外に目を向けるとユニークな保険がさまざまあります。
■宇宙人に誘拐されたときの保険
イギリスの保険会社より発売された「宇宙人誘拐保険」。宇宙人に誘拐されたり、食べられたり、妊娠させられてしまったりした時に補償する。発売当時は3万人ほどが加入し、実際に適用されたケースもあった。しかし、加入していたカルト教団が集団自殺するという事件が起こり、それ以来この保険の取り扱いが中止された。アメリカにも同様の保険が存在する。
(ZUU online 編集部)より一部引用
■幽霊保険
宇宙人の次は幽霊!? 宇宙人誘拐保険を販売しているイギリスの会社では「幽霊に襲われたときのけがの治療費を補償する」という保険もある。幽霊を信じる人が多いと言われる、イギリスならではの保険。
(ZUU online 編集部)より一部引用
日本では少額短期保険の登場でこれらの様な珍しいものが増えてきた印象を強く受けます。
例えば、
■不使用チケット費用補償保険
ライブや舞台の前日に急な仕事や体調不良で行けなくなった場合にチケット代を補償
■痴漢冤罪ヘルプコール付き弁護士費用保険
痴漢冤罪に巻き込まれた時に補償
まだ現実味があるだけ「まし」なのかもしれませんが、方向性はなんだか似ていると感じるのは筆者だけでしょうか。本当に必要なのかを考えると疑問を持ってしまうのが率直な感想です。世界に肩を並べる程「おかしな」保険販売だけは避けてもらいたいと感じつつ、正直、日本の将来の行く末を示唆しているようで心配です。
(以下はZUU ONLINEから一部抜粋です)
胸毛、ワールドカップ…宇宙人にまで!世界のユニーク保険10選
もしものときに備える保険。一般的には事故や病気に備えたものが多いが、リスク管理意識が高く訴訟なども多い海外には「え、こんなものにまで?」というようなユニークな保険がある。日本でも最近は少額短期保険の登場で珍しいものも増えてきた。世の中のあらゆるリスクが保険になると言ってもいい時代。今は発売してないものもあるが、話題となった世界のおもしろ保険を紹介しよう。
■胸毛保険
イギリスの保険会社が販売している「胸毛保険」。その契約内容とは「偶然のアクシデントで胸毛を失った男性に最高100万ポンド(約2億円)を支払う」というもの。調査員2名が「胸毛の85%をなくしている」と認定する必要があるそうだ。自然に抜けた場合など、支払われない条件も細かく設定されている。有名人などがヒゲや胸、足などのパーツに保険をかけたことは時々話題となるが、胸毛が男らしさの象徴でもある国ならではの保険だ。
■宇宙人に誘拐されたときの保険
イギリスの保険会社より発売された「宇宙人誘拐保険」。宇宙人に誘拐されたり、食べられたり、妊娠させられてしまったりした時に補償するという、何ともビックリな保険である。150ドルの掛け金で100万ドル以上という高額補償金も話題となり、発売当時は3万人ほどが加入していたとか。実際に適用されたケースもあったという。しかし、加入していたカルト教団が集団自殺するという事件が起こり、それ以来この保険の取り扱いが中止された。アメリカにも同様の保険が存在する。
■ワールドカップ休業保険
オランダではサッカーのワールドカップ(W杯)でオランダ代表の試合当日と翌日、欠勤した社員がいた場合には会社に保険金が支払われるという保険がある。なんでも「ユーロ2004」の大会時に20%もの人が会社を欠勤して経営者を悩ませたため、生まれた保険だという。サッカー強豪国ならではの保険といえるだろう。
■トラウマ保険
サッカーの母国イギリスでもこんな保険が存在した。サッカーのイングランド代表がW杯予選リーグで敗退したことによるトラウマに備えた保険だ。リーグ敗退した場合、専門家が「想定外の敗退」かどうかを審査し、トラウマで苦しんだという医学的証明ができれば補償してくれる。実際に2006年のドイツ大会で、ある男性がこの保険を105ポンド(約2万円)の保険料、100万ポンド(約2億円)の補償という条件で契約したが、この時は予選敗退しなかったので、保険金が支払われることはなかったという。さすがフーリガンで有名な国だ。
■サバイバルゲーム保険
最近人気のエアガンで撃ち合うサバイバルゲーム。その際のケガなどで補償を受けることができる保険が、日本の保険会社からも発売されている。一般的には「レジャー・スポーツ保険」「レクリエーション保険」などという名前で取り扱われている。傷害の補償以外にも、エアガンなどの装備品は高額のため、盗難や破損の補償をするプランなどもあるという。
■ドローン保険
こちらはなにかと話題のドローンにまつわる保険。日本の保険会社が発売したのは商業用目的のドローンが対象で、操縦ミスで人にケガをさせたり、器物破損させたりした場合に補償金などをカバーする事業者向けのもの。撮影した映像がネットなどに流出して個人のプライバシーを侵害した際の賠償特約もある。
(ZUU online 編集部)
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