マンション売買の瑕疵担保責任についての質問と相談
公開日:
:
最終更新日:2017/03/11
住宅・住宅ローン
首都圏や政令指定都市などに在住している方は、マイホームとしてマンションを購入されるケースも多いと思います。
注文住宅や建売住宅の購入と異なり、マンション購入には独特の注意点が存在致しますが、その中でもマンション購入希望者に多い疑問や相談を専門家であるFPが実際に応じたものの中でいくつか簡単にまとめてみました。
第1回目となる今回は、よくあるマンション売買の疑問と相談の中から、「瑕疵担保責任」に関する相談をご紹介していきたいと思います。
(第2弾はこちら⇒マンション売買の値引きについての相談「購入後に安くなってました」
相談事例
【質問】
現在、新築分譲マンションの購入を検討しているのですが、業者から何か不都合があったとしても無料で直せるという風に言われました。
そもそも新築マンションで何かあったら嫌だなと思っているのですが、このあたりについてもっと詳しく教えてもらうことはできますか?
回答
マンション建築の問題が大きなニュースとなり話題となったのがつい昨日のように感じておりますが、業者が相談者様に説明したのは「瑕疵担保責任」のことだと思われます。
瑕疵担保責任とは、万が一、新築分譲マンションに隠れた瑕疵(欠陥)がある場合、その欠陥が故意や過失といった理由を問わず、業者が保証するといったものになります。
これをあたかも独自サービスのように話す業者も見られますが、どの業者にも義務付けられているものでありますから、勘違いしないように注意したいポイントです。
マンションの欠陥部分によって瑕疵担保責任の保証年数は異なりますが、基礎、柱、壁、床といった主要部分に関しましては「10年」、外壁は「7年」などといった細かな決まりが法律で定められております。
また、瑕疵担保責任「10年」を契約で短く短縮することができる点には注意が必要です。
ケースバイ・ケースですが、一般的にこの瑕疵担保責任は契約などで「2年間(業者の故意や重大な過失によるものは10年間)」と定められることが多いようですので、業者からの口頭説明だけでなく契約書をよく読み、あいまいな部分やわからないことはしっかりと確認しておくことが重要です。
PC用
関連記事
-
-
住宅購入前後で必要となる不動産登記の種類と流れ
これから住宅の購入を考えている人であれば「登記」という言葉をすでにご存じだと思います。 戸建て
-
-
地震保険が値上げ!地震保険を知って賢い節約をしよう。
2019年1月に地震保険が値上げされます。 家計の負担を避けるために値上げ前にしっかりと対策をした
-
-
うまい話には訳がある!住宅ローンの条件変更に潜む大きな落とし穴とは?
念願のマイホームを夫婦揃って手に入れた数年後に失業といった悲劇が待っているとは! こんなこと普通考
-
-
こんな方は要注意!住宅ローン審査に通らない理由&通りやすくする方法
マイホーム購入で多くの方が利用している住宅ローン。誰でも申し込めるものと思われがちですが、利用するに
-
-
FPが教える!住宅購入前に知っておくべきお金や法律など5つのこと
住宅の購入を考え始めたものの、どこから手をつけたら良いのかわからない!そんな不安をお持ちの方も多いの