【自動車保険のポイント】もし追突事故を起こしてしまったら | 今日も明日も自動車事故
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最終更新日:2017/03/11
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今回は追突事故を起こしてしまったときの注意点をお話したいと思います。
追突事故は通常であれば全面的に追突したほうに責任があるということで、相手の方の修理代とレンタカー代をお支払いすることになります。
責任割合の交渉がないのでわかりやすいのですが、相手の方は被害者意識が高いので特に丁寧な対応を心がけています。電話では相手の方と直接お話しすることになるので、どのような方なのか最初の電話の際はかなり緊張しますね。
相手に怪我がある場合は警察に人身事故としての届け出をしていただきます。
怪我がある場合は相手の方に慰謝料が支払われますが、何も怪我がない場合はこの慰謝料がなく、実際にかかった修理費とレンタカー代のみのお支払いとなり、相手の方には手間をとらせるので不満が残ることがよくあります。
被害者には本人から直接連絡したほうがスムーズにいきやすい
よくでてくるお話としては「保険会社任せで本人からまったく連絡がない。」というもの。
保険会社の立場からはお客様に「相手の方に連絡をしてください」とはお願いしづらいのですが、連絡はしていただいたほうがお話はスムーズにいくことがけっこう多いです。
ただし、お金の話はしないでください
お金の話をしてしまうと、そのときに言ったことで後々モメることもあります。
もしお金の話を相手がされた際は「その点は保険会社に任せてあるので。」となんとか逃げてください(笑)。
もしも相手の方と金額的な約束をしてしまった場合、保険会社からそのお約束の金額をお支払いできるかはわかりません。
保険会社がお支払いするのは法律上責任があると考えられる金額です。
「修理代をすべて払う」も実は危険です。今まで私も「修理代」とお話ししていましたが、それは修理代が「時価額」より低い場合もあるのです。
時価額とはその車の事故が起こったときの金額です。当然購入されたときの金額ではなく、中古車として売った場合の金額に近い額と考えて下さい。
修理代が時価額より高い場合はお支払いするのは時価額になります。
しかし保険の特約でそんな場合も修理代がお支払いできるものもあります。こちらに入っていただいていると時価額が低いお車でも修理をされれば修理代がお支払いできるので、保険会社としてもモメることが少なくほっとします。
注意点のまとめ
まとめると、
・「金額や修理についてのお約束は避け、保険会社に任せる」、
・こちらに全責任があるのであれば「相手の方に直接お詫びや様子をお尋ねするなどのお気づかいを見せる」
がポイントですね。
事故がないのが一番ですが、もしも追突事故を起こしてしまったときはこのポイントをぜひ思い出して役立ててください。
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