東京電力が保険のセット割引販売を検討
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火災保険
携帯電話、インターネット、固定電話回線のセット割引で、勧誘を受けることが多くないでしょうか。
これは顧客の囲い込みをするためですが、今回、東京電力でもセット割引を検討しているようです。
来年4月からの家庭向けの電力販売が自由化されることが背景にあります。
今までは、この地域に住んでいる人はこの電力会社と決まっていたものが、地域に関係なく電力会社を選べるようになるのです。
そのため、契約者を確保するために電気と通信のセット割引の全国展開を目指す方針のようですが、都市ガスや住宅、損害保険会社との提携も検討しているようです。
販売する種目は火災保険や家財保険、医療保険が考えられますね。
しかし、損害保険会社との提携でセット割引はどのように割引するのかが気になるところです。
そもそも、保険料の割引は特別供与になるのではないでしょうか。
同じ保険内容で保険料割引をすれば、契約者は少しでも保険料が安い方がいいわけですから、そちらで契約してしまうと思います。
保険料が安くなるのは嬉しいことですが、規則に則って正しく公平性のあるものでないといけないですよね。
今後、どのように損害保険会社と提携してセット割引にしていくのかを見守りたいと思います。
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<東京電力>電気と通信、ガス、損保などとセット割引を検討
(以下、毎日新聞より一部抜粋)
東京電力の広瀬直己社長は、2016年4月の電力小売り全面自由化に向け、大手通信会社と提携し、電気と通信(電話やインターネット)のセット割引の全国展開を目指す方針を明らかにした。都市ガスや住宅、損害保険会社との提携も検討し、各分野でのセット割引で顧客獲得につなげたい考えも示した。
電力会社は地域ごとに販売を独占してきたが、来年4月からは家庭向けの販売が自由化され、地域や業態を超えた競争激化が見込まれる。広瀬社長は「家庭単位でモノやサービスを販売する企業と相互補完できる」と強調。福島原発事故からの経営立て直しに向け、提携を通じて自由化に備える意向を表明した。
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