マンション管理組合向けの火災保険「マンションドクター火災保険」、日新火災が発売。
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火災保険
マンションは共有部分と専有部分がありますよね。
個人が所有する専有部分に関しては、それぞれの所有者が火災保険に加入していると思います。
住宅購入時に住宅ローンを組んでいる場合は、ローンを組む際に火災保険加入が条件のところもありますので、専有部分に関しては火災保険に加入している人がほとんどだと思います。
では、共有部分についてはどうでしょうか。
共有でありますから、個人が加入したいと言って加入できるものではありませんよね。
共有部分に関しては、マンションの管理組合が契約していることが多いと思います。
建物が老朽化してくれば、水漏れ等の事故が増えてきます。
損保会社としてみれば、当然支払う機会が増えることが想定されますから、保険料の値上げや引受制限を検討します。
しかし、経過年数だけでは、建物の良し悪しは決めることはできないですよね。
メンテナンスがしっかりしている、管理体制がきちんとしていれば、事故発生の確率は低くなると思います。
日新火災海上保険でこの度、マンションドクター火災保険が販売開始となりました。
この保険は、「マンション管理適正化診断サービス」の診断結果により保険料が決定する仕組みになっています。
マンション管理をしっかりしようという意識が住民に広まるといいですよね。
そのためにも、日ごろからマンションの住人同士が良い人間関係であることが大切なのではないでしょうか。
マンション管理組合向け火災保険「マンションドクター火災保険」、2015年7月より新発売
(以下、同社プレスリリースより)
管理状況に応じて保険料を割引
日新火災海上保険株式会社は、2015年7月(保険期間の開始日は2015年10月1日以降)より、マンション管理組合向けの火災保険「マンションドクター火災保険」の販売を開始します。
新商品「マンションドクター火災保険」はマンション共用部分を取り巻くリスクを総合的に補償する、管理組合向けの火災保険です。本商品の最大の特長は、当社が業務提携する一般社団法人日本マンション管理士会連合会(以下、「日管連」)が実施する「マンション管理適正化診断サービス」(※1)の診断結果に応じて保険料が決まる仕組みを導入した点にあります。日管連に所属するマンション管理士が同サービスによる診断を行い、その診断結果が良好な場合は、本商品に割安な保険料でご加入いただくことができます。本商品は、マンション管理の専門家と連携し、“管理の質”に応じた保険料を実現した業界初の保険です。
日新火災では、「マンションドクター火災保険」の販売を通じて、マンションの住環境の維持・向上に貢献していきます。
※1「マンション管理適正化診断サービス」とは、日管連がマンション管理の質を高めることを目的として無料で実施する管理状況の診断サービスです。本サービスでは実際の管理状況を診断するだけでなく、今後の“管理の質”の向上に向けた改善点などを記載した「共用部分診断レポート」を管理組合に提供します。
商品開発の背景
マンション管理組合向けの火災保険では、マンションの高経年化が進むことで、水濡れ事故などが増加しています。こうした状況を受け、損害保険会社各社では、高経年物件を中心とした保険料の値上げや、保険引受自体の制限などの対策を講じるケースが増えつつあります。
このような状況の中、日新火災では、高経年であっても適切な管理が行われているマンションにはより割安な保険料で商品をご提供したいと考え、建築年だけでなく管理状況に応じて保険料が決定する仕組みを導入することとしました。
良質な「管理」に対して「割安」な保険料を実現
本商品では、建築年ごとの保険料をベースとしていますが、「マンション管理適正化診断サービス」の診断結果に応じて、保険料の割引率を決定します。管理組合による積極的な組合運営活動のもと、適切なメンテナンスを実施しているなど、管理状況が良好な場合、20%~30%程度(※2)の割引率を適用します。
※2当社および日管連にて行ったマンション管理状況のサンプリング調査に基づく試算。実際には、個々の管理組合の管理状況によって割引率は異なります。
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