結婚資金や教育資金など、将来の子ども資金を簡単に貯める方法
公開日:
:
最終更新日:2017/03/11
社会保障や公的保険
子どもが誕生してから社会に出て自立するまでの「お金」を考えると1,000万円単位のお金が必要だと言われます。
ここでは将来の子どものための結婚資金や教育資金を簡単に貯める方法を紹介したいと思います。
児童手当をすべて貯めると約200万円程度になる
0歳から15歳までの子育て世帯がもらっている「児童手当」ですが、このお金をすべて将来の子どものために貯蓄した場合、約200万円程度が貯まることをご存知でしたか。詳細は以下のとおりです。
・0歳から3歳未満(2歳まで)=月々15,000円
・3歳から小学校修了前=月々10,000円(第1子・2子) 3子以降は月々15,000円
・中学生=月々10,000円
となります。子どもの人数によってもらえる児童手当の金額に違いはありますが、仮に子どもが2人の世帯の場合、1人あたりの児童手当の総額は以下のようになります。
・0歳から3歳未満(2歳まで)=合計540,000円
・3歳から小学校修了前=合計1,200,000円
・中学生=合計360,000円
・総額=2,100,000円
結婚資金・教育資金どちらでも対応可能
児童手当の使い方は親によって左右されます。
子どもの習い事や衣服、その他必要なものを購入するために使う人もいれば、すべて貯蓄して将来の結婚資金や教育資金にあてる人もいます。どちらのお金の使い方も正しいと考えますが、結婚資金や教育資金を準備したいと考えている親御さんには簡単に貯められる方法なのではないでしょうか。
児童手当の使い方を再検討してみる
子どもが誕生してから中学校を卒業するまでの約15年で2,100,000円が貯められることがわかりました。語弊のある表現ではありますが、このお金は働かなくてももらえるお金であり、「親の考え方や使い方」が大きなポイントになります。
子どものための結婚資金や教育資金を少しでも多く用意しておきたいと考えている親御さんで児童手当を子どもの消耗品等に使用している場合は再検討してみるのもよいでしょう。ちょっとした工夫で余裕をもった資産形成が可能になります。
PC用
関連記事
-
-
【確定拠出年金の攻略マニュアル】 始め方から利益を出す鉄則まで
(この記事はかな~り長いので、少し下に表示されている目次もご利用ください。 先に要点を見たい方は、
-
-
年金の「繰上げ受給」「繰上げ受給」とは?FPの答えは「繰下げ需給が得!」損得は変わるのか?
老後の生活を支えてくれる強い味方となるのが年金ですが、これから60歳になる人が悩むのがいつから貰うか
-
-
SOMPOケアネクストが見守りセンサー導入。IT化でサービス・安心感向上を狙う。
損保ジャパン日本興亜ホールディングスは、運営する有料老人ホームに見守りセンサーなどを導入し、サー
-
-
定年から年金支給開始までの空白の5年間をどう暮らす?5つの資金対策を紹介。
これから先、年金を受け取る世代にとって、老後の生活資金である年金への心配や不安は大きいものです。
-
-
病気で働けなくなったらどうする?高額療養費制度と傷病手当金の申請から受給まで
今は健康に問題もなく働いているけれど、万が一大きな病気をして働けなくなったら? こんなことを考